2011/08/26

Oracle VirtualBox で XenClient 2.0 を気分だけ味わう

2011 年 8 月 24 日、Citrix XenClient 2.0 がリリースされ、無償公開されました。XenClient 2.0 は、これまでの XenClient 1.0 よりも対応ハードウェアが増えたのがポイント。それでも、我が家には XenClient 2.0 を動かせる新しい PCがありません (Intel 2 世代 Core i が必要みたい) 。

ということで、ダメモトで、Oracle VM VirtualBox で試してみることに。VirtualBox の仮想マシンに XenClient を入れて、その中で Xen 仮想マシンを動かすという野望です。

かなり制限はありますが、いや、ハイパーバイザーとしては致命的が制限があるのですが、一応、XenClient 2.0 を VirtualBox の仮想マシンにインストールして動かすことには成功。VMware じゃなくて、Oracle VirtualBox なのには理由があります。そして、オチもあります (つまり、野望は達成できませんでした)。

ポイントは、XenClient のインストール メディアをマウントする 仮想 CD/DVD ドライブを、標準の IDE コントローラーではなく、SATA ポートに接続するところ。

XenClient 2.0 は、IDE コントローラー接続の CD/DVD ドライブには対応していないようで、インストールを続行できず、abort するしかありませんでした (これが VMware Player じゃだめな理由)。あとは、Advanced Install を選択して、すべての警告 (VTx is disabled とか) を無視して続行すればインストールは完了します。
インストール完了後、そのまま再起動してもハングアップしてしまいます。起動直後に Esc キーを押して、Advanced start menu を表示し、XenClient: Safe graphics を選択したところ、Safe graphics mode で起動できました。起動するまで、結構待たされます。
仮想マシンの作成も問題なし。VirtualBox の仮想マシンのドライブに  Windows のインストール メディアをセットして、仮想マシンを Start します。


「Error: Hardware Virtualization must be enabled before a virtual machine can be used. Please check your BIOS settings. (エラー: 仮想マシンを使うには、ハードウェアの仮想化が有効になってねばならねぇ。BIOS 設定をチェックしてけろ。」だそうです。

残念でした。BIOS 設定をチェックするまでもありません。

1 件のコメント:

  1. Hyper-VにCentOSインストールから流れてまいりました。
    いろいろトラブル集的な内容で、大変参考になります。

    ぜひ、著書も購入させていただきます。

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