2016/10/14

System Center 2016: Service Manager データ ウェアハウスのもう 1 つの前提コンポーネント

Windows Server 2016 上で System Center 2016 評価版に含まれるサーバー製品をひととおりセットアップなどしてるのですが、Service Manager の データ ウェアハウス管理サーバーだけが、どうやてもセットアップに失敗してしまう問題に遭遇。

ウィザードの設定項目がたくさんあるので大変なのですが、ようやく設定が完了して、「インストール」ボタンをクリックすると、その直後に意味不明なメッセージ(アップグレードを役割バックし → アップグレードをロールバック?)とともに失敗します。

もしかして、言語環境に依存する問題?なんて思い、表示言語とシステム ロケールを英語 (en-us)に切り替えて実行してみると、「前提条件(Prerequisites)」の項目が違うんです。英語表示だと、.NET Framework 3.5 をチェックするのに、日本語表示だとチェックしてくれない。


というわけで、日本語に戻して、.NET Framework 3.5 Features > .NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む) をインストールしてから、Service Manager データ ウェアハウス管理サーバーをインストールしてみると、問題は解決!


SQL Server 2012/2014 を使っているなら、.NET Framework 3.5 が SQL Server の前提なので、ローカル データベースを使っている限り、この問題には遭遇しないでしょう。ローカル データベースとして SQL Server 2016 を使っている場合や、リモートの SQL Server を利用する場合は、理由がない限り .NET Framework 3.5 をインストールすることはないでしょうから、この問題に引っかかると思います。

これで System Center 2016 のインストール(だけ)は全制覇。他のコンポーネントで気になった点は以下の 2 点くらい。

System Center 2016:OpsMgr と VMM の統合手順に変更あり?(2016/10/06)
DPM 2016 のセットアップが Hyper-V の役割を自動的に... (2016/10/01)


あと、10 月 12 日からだと思いますが、System Center 2016 評価版に、9 月末の公開時にはなかった、Operations Manager 日本語版と Configuration Manager 1606 (& Endpoint Protection) が追加されていました。

System Center 評価版ソフトウェア|System Center 2016
[URL] https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-system-center-2016

リリース ノート (英語) にも既知の問題がたくさん書いてあるので要チェック。例えば、VC++ 2012 再頒布パッケージ入れないと、Service Manager のコンソールがいろんなとこでクラッシュします。
 
Release Notes for System Center 2016
[URL] https://technet.microsoft.com/en-us/system-center-docs/get-started/release-notes

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