2015/05/11

Technical Preview 2 > Server Core to MinShell が 68% (0x800f081f) で失敗する問題 (未解決)

Windows Server Technical Preview 2 のインストール オプションからはGUI 使用サーバーのオプションが削除されました。

インストール オプションの Windows Server Technical Preview 2 オプションは従来の Server Core インストールで、Windows Server Technical Preview 2 (with admin tools) オプションは MinShell や最小サーバー インターフェイスと呼ばれていた Server Core インストール+Server-Gui-Mgmt-Infra な環境。

で、Server Core から MinShell や GUI 使用サーバーな環境への切り替えが 68% (0x800f081f)  くらいで失敗する問題の件です。



Windows Server Technical Preview 2 (with admin tools) オプションを選択してインストールした場合は、次の PowerShell コマンドレットを実行して再起動すれば、従来の GUI 使用サーバーになります。

Install-WindowsFeature Server-Gui-Shell -Restart

Windows Server Technical Preview 2 オプション (従来の Server Core インストール) を選択してインストールした場合は、次のコマンドラインで Server-Gui-Mgmt-Infra を追加することで MinShell な環境に切り替えることができますし、さらに Server-Gui-Shell を追加すれば GUI 使用サーバーに切り替えることができます。

Install-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra -Source WIM:<DVD>:\Sources\Install.wim:4 -Restart

Server Core インストールには Server-Gui-Mgmt-Infra や Server-Gui-Shell のバイナリが入っていないので (オンデマンド機能なので)、-Source オプションの指定がポイントなんですが、なぜか 68% で失敗してしまうことがあります。

クリーン インストール直後にやってみると、問題は発生しませんでした。失敗の原因には、インストールした更新プログラムが関係しているのかも。

でも、直後に切り替える人なんていないでしょう。それなら、with admin tools でインストールすればいいことですから。

Server Core 側をフル パッチして、別の MinShell (または GUI 使用サーバー)の環境にもフル パッチして、フル パッチなサーバーの Windows\winsxs を -Source に指定してみたり、-Source を指定しないで実行してみたり、DISM コマンドでチャレンジしてみたりしましたが、いずれも NG でした。

Install-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra -Source \\servername\C$\Sources\Install.wim:4

とか

Install-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra

とか

DISM /Online /Enable-Feature /Feature-Name:ServerCore-FullServer /FeatureName:Server-Gui-Mgmt /Source:WIM:<DVD>:\Sources\Install.wim:2 /LimitAccess

この問題が発生してしまったときの回避策、いまのところ無し?

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。