2013/06/13

CW アーカイブ > Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その4 いろいろ)

このコンテンツは、今は亡き C○MPUTERW○RLD.JP のブログで過去に公開されていたもののオリジナル原稿です。どこぞからクレームがこない限り、もったいないなぁと思う過去の記事を勝手に再掲載していく予 定。どこぞからクレームがついたら、即削除しますが...


C○MPUTERW○RLD.JP Blog > Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その4 いろいろ) [2013 年 3 月 25 日]
前々々回、前々回、前回に引き続き、Microsoft Application Virtualization(App-V)5.0が旧バージョンのApp-V 4.xから別物に変わってしまったという話題の最終回です。App-V 5.0は、新しいOfficeのパッケージ製品(リテール版)やOffice 365 ProPlusのクイック実行(Click-To-Run/C2R 2.0)の基になったテクノロジ。オリジナルのApp-V 5.0を知っていると、クイック実行がよく分かります。

Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その1 App-V Sequencer)(2013年03月04日)
Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その2 App-V Server)(2013年03月11日)
Microsoft App-V 5.0の変わり様がすごい(その3 App-V Client)(2013年03月18日)


Qドライブ廃止でどうなってるの?

App-V 4.xは、App-V Sequencerを使用してQ:ドライブにインストールしたアプリケーションをパッケージ化し、App-V Clientの仮想的なQ:ドライブにストリーミングして実行環境を再現します。

App-V 5.0では、Q:ドライブが廃止されました。App-V 5.0 Sequencerでは、アプリケーションの既定のインストールパスに普通にインストールできます。
App-V Clinetにストリーミング配信されたアプリケーションは、%LOCALAPPDATA%\Microsoft\AppV\Client...から起動しているように見えますが、これはC:\ProgramData\AppVの下にキャッシュされたものに対するNTFSジャンクション(シンボリックリンクのようなもの)です。
ここで疑問に思うのは、シーケンス時のインストールパスは無視されるのかということだと思います。その答えは、仮想アプリケーションの「ファイル」メニューの「開く」からファイルシステムを覗いてみるとわかります。アプリケーションは、ちゃんとC:\Program Files(この例はx64環境なので(x86)が付いてますが)のパスにアプリケーションがインストールされているかのように見えます。アプリケーションの外から見るのと、中から見るのとでは、見え方が違うのです。中から見ると、ローカルにインストールされたようにファイルシステムだけでなく、レジストリやシステムファイルも見えるのです。







ご注意: この記事は過去に C○MPUTERW○RLD.JP にて掲載されていたブログの再掲載です。

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