2010/10/06

Xen in Hyper-V VM

Citrix XenServer 5.6 を VMware Player 3.1.2 にインストールでき、Linux ゲストを準仮想化で実行することができたので、オープンソース Xen も同じように動くのではと思い、早速 Hyper-V 上の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.5 仮想マシンで試してみました。


Hyper-V 上で RHEL の Xen カーネルは特に問題もなく動きます。また、Linux ゲストを準仮想化でインストールすることができました。ただし、インストール ソースとしてローカル メディアを選択できなかったため (理由は不明)、ネットワーク インストールを実行する必要がありました。

具体的には、Hyper-V の仮想マシンにマウントした ISO イメージを、さらに RHEL ゲストの NFS でエクスポートして、ゲストのインストール時に指定するという複雑な方法です。

面倒なので、インストールは完了させずに、Hyper-V 仮想マシンごと削除しちゃいました。

Hyper-V 仮想マシン内で、Xen カーネルは Domain 0 で動きましたが、そういえば Hyper-V の Linux サポートは当初、Xen カーネルを Domain U で動かすイメージでした。最初の Linux Integration Components (Linux ICs) v1.0 には、Xen カーネルと Hyper-V ハイパーバイザーの間にハイパーコール アダプター (x2v) というレイヤをかませてそれを可能にしていました。この実装は、Linux ICs v2.0 で廃止されています。今は通常カーネルで動かします。

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